コロナ禍の中、皆さんお元気ですか?

 いやいや、しばらくご無沙汰しちゃいました。

 そうこうしている間に、日本中に、いや世界中に、コロナ感染が広がって、地球は危機的な状況になってしまいました。

 さいわい僕の住んでいる北海道十勝は、まだ感染者が一人という奇跡的な状況ではありますが、決して油断はできません。いつ何時、東京のような感染爆発が起きるかわかりません。それは、他の地域と同じです。

 ところで僕は、この3月末をもって仕事を完全退職し、年金生活者の仲間入りをしました。

 ほんとうであれば、ゆとりある悦楽の老後の生活を迎える筈だったんですが、コロナ騒動のせいで、ちっとものんびりとした楽しい気分は味わっていません。(笑)いつも、ドキドキハラハラ気持ちで、テレビのニュースに見入っています。

 そうは言っても、仕事はしてないので、毎日ウォーキングしたり、プールに通ったり、パークゴルフを楽しんだり、読書をしたり、テレビを見たり、時には昼寝をしたり、まあそんな安楽な生活を送っています。

 でも、貴重な時間をぼんやり過ごしちゃいかんかなと思って、永年の課題だった「カラマーゾフの兄弟」に取り組むことにしました。でも、予想通り、これはなかなか手強い相手です。

 じつは大学卒業の時に、下宿に3日間ほど閉じこもって、カラマーゾフを一気に読破したことがあるんです。でも、どんな物語だったのか、じつはほとんど記憶に残っていません(笑)きっと、若い僕には、それほど面白い話じゃなかっただろうと思います。

 でも、やっぱりきちんと理解しなくちゃならんと思い立って、再度チャレンジしたという訳です。

 今回は、評判のとてもいい光文社文庫の亀山郁夫さん訳のものを選びました。

 毎日、一時間くらいと時間を決めて、ちょっとずつ読み進んでいますが、やっぱり眠気を抑えられません。(笑)

 予想通り、なかなか手強い相手です。これは、西洋で、キリスト教が、一般の人々にどのように受け入れられているかという知識がないと、正しく理解できない小説なのではないかと思います。っていうか、その面白さが分からないような気がします。

 そんなグチを、うだうだ言いながら読んでます。

 さて、書きたいことはたくさんあるのですが、全部書いてしまうと、後で書くことがなくなっちゃうので、まずは退職報告にとどめておきたいと思います。

 では、また。