札幌に出かけたり、家で本を読んだりしているうちに、気がついたら正月休みも終わってしまいました〈笑)
休みって、あっという間に終わるもんですね。
さて、この休みは、久々に色々と本を読んだりしましたよ。
まずは、カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」と「日の名残り」の2冊を読みました。
「わたしを離さないで」が、テレビ・ドラマ化されるって聞いたんで、その前に読んじゃおうって。
まあ、そういうたわいもない理由なんですけど。その勢いで「日の名残り」まで行きました。
どちらも、とてもシックな話で、物語自体にしても、書き方にしても、特に斬新なテクニックを駆使したって話じゃありません。
でも、とにかく描写が微に入り細にわたるって感じで、作者が、じっくり書き込んだって手触り感が伝わってくる小説でした。
ちなみに、昨年、日本で行われた講演会で、「今書いている物語が、出版もされず、誰にも読まれなくても構わないという覚悟をもって、小説を書きなさい」といった主旨の話をしたそうです。
小説と同様に、じんわりと胸に迫ってくる言葉ですね。
さて、カズオ・イシグロの後は、佐伯泰英氏の「居眠り磐音」シリーズを読み始めました。
(いやあ、この落差感が、何とも言えませんね)
まだ2巻目を読み終えたばかりですが、この先、どんな話が展開していくか楽しみです。
ちなみに、このシリーズは51巻目まであるそうです〈笑)
いつ読了できるのか、僕にもとんとわかりません。
ところで、僕の最新短編小説が、1月24日の十勝毎日新聞に掲載されるという連絡を貰いました。
乞うご期待といったところでしょうか?
(まあ、いつもの僕らしい小説です……笑)
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