十勝毎日新聞に、新作短篇が掲載されました

いやはや、気がつけば、もう13日。なんと成人の日です。

ホント気が抜けないですね。あっという間に日にちが過ぎていってしまう。

これは、歳のせいだったりしてね(笑)


さて1月4日、地元の十勝毎日新聞に、僕の新作短篇「1982年の下北沢」が掲載されました。

実はこのタイトル、「万延元年のフットボール」とか「1973年のピンボール」のスタイルを真似してみました。

もっと他のタイトルも考えたんだけど、今回の作品は、

小説の舞台となっている時代を明確にしたいなって思ったので、

ちょっと拝借させてもらいました。

まあ、意図的に当時流行っていた曲の名前をいくつか入れたので、

あえて年号は入れる必要がなかったんだけどね。

物語は、例によって一部僕の体験が入っています。

実際に出版社をクビになった時、下北沢で発行されているミニコミ誌の編集をしないかと誘われました。

その編集をしていたのは、文芸誌「群像」で佳作賞を受賞したことがある女の子でした。

この部分は、そのまま小説で使わせて貰いました。

もちろん彼女は札幌出身でもないし、彼女の処女作の話も僕が作ったものです。

彼女は、資生堂から発行されている月刊の広報誌の仕事に移るので後任を探していました。

それで僕に声がかかったという訳です。

結局その話は断って、僕は湘南で発行されてるミニコミ誌の手伝いをすることになりました。

まあ、そんな出来事を思い出しながら話を作ったというわけです。

よろしかったら、読んでください。


さて、仕事の方はずっと冬休みだったのですが、いよいよ明日から仕事再開です。

まあ、小遣い銭くらいしか稼げない仕事ではありますが、

頑張って働きますね。

今週の木曜日には、鹿追のエッセー教室も待っています。

正月早々に勝毎アンソロジーの応募作品もどっさりと送られてきましたし。

これらも全部目を通して、きちんと評価をしなければなりません。

暇そうに見えるかもしれませんが、

そんなこんなでなかなか忙しい日々を送っているわけです。


話は変わりますが、フランスのテロ事件、ショックでした。

自由な表現に対して、有無を言わさぬ暴力で対抗するというのは

やっぱり納得できませんね。

ほんと、怖い世の中になってきました。

これから、どうなっていくんだろうなあ。

キリスト教をベースとする欧米諸国の勢力と

イスラム原理主義者の対立は、これからも続いていくような気がしてなりません。

テロも、そうそう簡単にはなくならないような気がします。

嫌な時代ですね。