インターステラー

クリストファー・ノーラン監督の新作「インターステラー」、上演初日の22日に観てきました。

テーマは、「娘への父親の愛」なんだそうですが、まったく納得。

SF映画の形をとっていますが、まさに「娘への父親の愛」そのものの映画でした。


クリストファー・ノーラン監督といえば、「インセプション」のような難解な映画を想像しちゃいますが、

あれよりもずっと理解しやすいストーリー展開でした。

だって、「インセプション」は、4、5回は観てるんだけど、未だによくわからないところがあるもの・・・(笑)


地球の環境が悪化して、もう人類の未来がなくなってきた頃、

新天地を探すために、娘を残して父親のマシュー・マコノヒーが宇宙旅行に出発します。

もう、そこからは怒濤の物語展開で、息つく暇もないくらいです。

3時間近い映画なんですが、気がついたら終わっていたという感じです。


難しい宇宙理論が出てきますが、ポイントは宇宙旅行に出かけている飛行士にとって

たったの1時間が、地球時間では10年にも及ぶことがある、という点にあります。

ここが物語展開のミソで、地球に残してきた娘が、あっという間に父親よりも年老いてしまうという

面白いことが起きてしまいます。


あんまり書くとネタバレになるので、この辺にしときますね(笑)


とにかくお勧めの傑作ですので、ぜひとも映画館での視聴をおすすめします。