エッセー教室の講師をやっているけれど

前にも書いたことがあるけれど、この4月から帯広市と鹿追町で、北海道新聞社が後援しているエッセー教室の講師をやっています。

帯広も鹿追も、受講生はだいたい20名くらい。

40代、50代から、上は80代くらいの大先輩もいたりします。

講座の2週間前くらいに、僕のところにエッセー作品がどっさり送られてきます。エッセー作品の分量は、原則600字ということになってます。

で、それらを事前に必死に読んで、赤を入れたり、感想を書いたりして、講座の当日を迎えることになる訳です。

教室の中には、かれこれ20年以上も、ひたすらエッセー作品を書き続けているようなベテランがいたりします。

「エッセー作品」に限定すれば、僕なんかより遙かに上手に書く人もいるわけです。(そもそも、僕はエッセーなんて書かないわけだし)

それを、「あーでもない、こーでもない」と偉そうに喋るのは、かなりの勇気というか度胸がいるわけです。

「僕は、講師なんだ」と、気持ちを割り切っていないと、とても皆さんの前に立って、偉そうなことは言えません。

それで、時には、講師の感想に、反撃してくる会員の人がいたりもします。「私は、こういった表現が好きなんだ」みたいな感じでね。

そんな時は、内心、冷や汗をかきながらも、「とはいっても、やっぱり一般的には、こういった表現を使うんですよねえ」的な感じで、こちらもやんわりと言い返したりするわけです。

そういったことを、毎月やってます。(笑)